1.最近の流れ
2020年現在、食べログ、ぐるなび、ホットペッパー等の予約サービス事業会社の決算を見てわかる通り、実店舗ビジネスの予約領域の市場拡大が顕著に見受けられます。ユーザーは「オシャレ」「ステータス」「接待」など、状況や場所、時間において、お店選びの目的・需要も多様化してきました。さらに従来は予約サイトから直接予約をしていましたが、現在は予約サイト→Google マップの流れになりました。現在地からの距離感や肌感を掴みたいのがユーザーの意図です。
この流れから、GoogleはGoogleマップと予約サイトを繋げることでユーザーの検索、予約、確認工数を減らそうとしました。それが「Googleで予約」機能です。
2.Google提携パートナー
Googleとの提携パートナーはGoogleのブログより確認できます。
飲食:ぐるなび トレタ TableCheck ebica
旅行:asoview!
直近だと2020年3月上旬に飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソルは「Googleで予約」でのネット予約が可能になったことを発表しました。先月に株式会社TableCheckが発表したばかりであり今後もますます、提携パートナーは増えていくことが見込まれます。
3.必要なもの12個
「Googleで予約」機能に事業会社が参入するために必要な情報は以下12個となります。
申請に関しましてはこちらから行うことができます。
- メールアドレス
- WebサイトのURL
- 会社の地域
- オンラインサービスを提供する販売者/顧客はどの地域にあるか?
- Webサイト経由でオンラインサービスを提供する販売業者/企業の推定数はどれくらいか?
- ウェブサイト経由で提供するサービスの種類は何か?
- あなたは、
a)オンラインサービスの提供者ですか?
それとも
b)Webサイトで提供するサービスのアグリゲーターですか? - あなたのウェブサイトにリストされている商人のうち、彼らの何パーセントがあなたのサービスにアカウントを作成しましたか?
- あなたのお名前
- 連絡先のメールアドレス
- あなたの役職
- オプション:Googleで定期的に仕事をしている場合は、ここで相手のメールアドレスを入力してください。
4.まとめ
ここまでGoogleマップの「Googleで予約」機能を事業会社が取り入れるために必要なものを12個ご紹介してきました。
今後、「Retty」「EPARK グルメ」「ヒトサラ」などのグルメ媒体に加え、「Reservia」などの美容予約台帳サービスなどが「Googleで予約」機能に参入予定と言われております。多くの事業会社がこの機能に参入する事でさらに利用価値が高まるのではないでしょうか?
同時に今後、「Googleで予約」機能を利用するユーザーが増えていくと考えられる為、Googleマイビジネス管理の重要性が高まっていくことが予想されます。しっかりと管理・運用を行っていきましょう。