Googleストリートビューとは?

1.Googleストリートビューとは?

Googleストリートビュー

ストリートビューとは Google マップ、 Google Earthなどで使用できる機能のことです。ユーザーはGoogleで特定の「地域」を検索した際、その場所を実際に歩いているような感覚で360度景色を見渡すことができます。


2.ストリートビュー画像はどのように作成されるのか?

Googleストリートビュー

ストリートビュー画像は、パノラマ画像から構成されています。ストリートビューの写真には、Google が提供したものと、Google 以外の投稿者が提供したものがあります。Googleの提供する画像は高性能撮影機器を搭載した車両(ストリートビューカーと言われております。)で撮影されており、数百万ものパノラマ画像から構成されているため、高画質なものとなっております。

3.メリット・デメリットは?

メリット・デメリットについて

これほどの機能であってもメリットだけでなく、デメリットもあります。

3-1.  メリット

以下の2つが主に挙げられます。

①個人での利用や公的機関または民間企業での利用など、さまざまの場面で活用できる点。
②ストリートビューは、地図上のある地点の景色を 360 度パノラマ写真で見ることを可能にする点。

3-2.  デメリット

デメリットに関しても以下の2つが主に挙げられます。

①ストリートビューの撮影車やトレッカーは特定の地域を無作為に撮影するため、勝手に個人のプライバシーを侵害される可能性がある点。
②悪質な個人撮影者によってストリートビューが撮影されてプライバシーを侵害された場合、コンテンツの削除に様々なコストがかかる点。

4.プライバシーの侵害に関して

プライバシーについて

4-1.  禁止されていること

Googleは、違法にコンテンツの使用を禁止してます。
例)
・名誉棄損
・プライバシー及び肖像権の侵害等
詳細に関しては、Googleの利用規約をご覧ください。

4-2.  他人のプライバシーを侵害した場合

被害者側から正式に起訴された場合、民事上の損害賠償を受けたり、それに準ずる法律に従って罰を執行されたりします。ガイドラインやGoogleのポリシーに従って正しく撮影しなければならなりません。

4-3.自分のプライバシーが侵害されていることを発見した場合

Google マップ ストリートビューの画像そのものに問題となる箇所がある場合:

  1. ストリートビュー画像の右下にある「問題の報告」をクリックし、問題を申請してください。
  2. 画像そのものには問題がないが、第三者のサイトで違法な使われ方をしている場合:
    Google は第三者によって作成されたウェブサイトで入手可能な情報を整理し、検索することをサポートしています。ただし、削除されるかは各コンテンツのオーナーポリシーに従事するため、Google側が削除の保証をする事がありません。

4-4.問題の部分は削除したが、検索結果に情報や画像が残っている場合

Google以外のサイトオーナーが自分のコンテンツを削除した場合は基本的に次回再検索後に当該コンテンツは表示されません。もし、残っている場合はWebサイトより削除リクエストの申請ができます。

4-5.コンテンツのオーナーに削除要請したが、却下された場合

違法、悪質なストリートビュー画像の二次利用ケースで被害を受けた場合、Googleの利用規約違反サイトの報告フォームより申告することができます。こちらに申告した報告に関してはGoogle側が利用規約やポリシーなどを加味した上で違反かどうか判断し、コンテンツの削除など含め、各種法的手段を講じてくれます。


5.外があれば内もある!インドアビューとは?

Googleストリートビュー について

ストリートビューという外の360度ビューがあれば、内の360度ビューもあります。それがインドアビューです。要点はストリートビューと同じです。容量などは違えど、内か外かの違いだけです。

ユーザーは360度ビューを見ることで実際に自分が入店したかのように空間を認識できます。

6.インドアビューのメリットは?

Googleストリートビューについて

6-1.  ユーザー視点

ユーザーからするとインドアビュー(360度ビュー)を見ることで、実際に自分が店舗に足を運んだかのように店内の空間を認識でき、予約の際などに非常に役立つ機能です。

6-2.  実店舗視点

①お店や企業に関する情報検索のうち、44% で地図サービスが使用されています。(Ipsos による調査 )

②こういった場所に関する検索のうち、平均 41% が店舗等の訪問につながります。(Ipsos による調査 )

③リスティング(ビジネス情報)に写真とバーチャル ツアーが入っていると、ユーザーの興味を引く確率が 2 倍になります。(詳細はこちらを参照)


7.まとめ

今回はGoogleストリートビューについてご紹介させて頂きました。このGoogleストリートビューについてGoogleの公式サイトでは以下のように記載されております。

「Google の目標は、世界のあらゆる場所をオンラインで見られるようにすることです。Google のプラットフォームで公開される画像は、近隣地域や世界中のあらゆる場所を眺めたり調べたりできる写真のように、ユーザーの利便性を向上させることを目的としています。」

ここからいかにGoogleがストリートビュー に力を入れているか、重要視しているかが読み取れるかと思います。言い換えればGoogleストリートビューを導入している店舗をGoogleは評価すると推測することもできるのではないでしょうか?

近年、Google マップ利用者が増加していることから、今後もGoogleストリートビューの重要性はますます高まることでしょう。

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